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【論理的思考・練習ノート】上司から、「ワインを分類しておきなさい。」という指示があった場合。
論理的思考とは数学的思考とも言われています。私たちが数学を学ぶのは論理的に考える力をつけるためです。
しかし論理的に考えることは文系と理系に関係なく、大事なスキルです。国際社会、考え方が違う人の集まりのなかで、自分の考えを相手にきちんと分かりやすく伝えることが出来るために論理的思考は必須です。
この論理的思考で欠かせないのが、
分類というカテゴリーです。
では、いってみましょう!
「倉庫に沢山並んでいるワインを分類しておいてもらえるかな?」と上司に頼まれました。あなたならどのように分類して上司に報告しますか?
頭の中で、シュミレーションしてみてください。
1ワインの産地別
2ぶどうの品種別
3ワインの生産年別
結論を先にいうと、上司への報告としてベストなのは「ワインの産地別に分類しておきました。産地別に分類することによって味の情報をつけられるからです」となります。
一見、ワインの生産年別に並べた方が古いワイン、当たり年のワインなどが分かりやすくて良いように思います。しかしそれ以上の情報が得られません。
一方ワインの産地別に並べた場合は味についての情報をつけることが出来ます。よくソムリエが「○○産のワインの味の特徴は~」と語っていますよね。つまり分類することによって新たな情報が引き出せるのでとても有効な分類方法だと言えます。そしてぶどうの品種別の分類ですが、確かにぶどうの種類が分かれば味の情報をつけることが出来ます。
でも、一つのワインに複数のブドウが使われているので、ぶどうの品種で分類すると一つのワインが複数のカテゴリーに入ってしまうので、良くないのです。分類するときには「もれなく、だぶりなく」が基本だからです。
ワインだけではなく日常生活において物事を整理して考えたり、分類することはよくあることです。
ただ、今まで何となく分けていたものを「どの方法で分類すれば新たな情報が出てくるかな?」と意識して考えるだけでもかなり違ってきます。
そしてこれが論理的思考というものなのです。実生活でも、お試しあれ!
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