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【危機回避体験談】業務外の上司からの誘いを断った画期的方法を発見して自分の時間を確保した話。
これはNさん(29歳/医療関係事務)の体験談です。
今回お伝えするのは、仕事での人間関係についてになります。
つかず離れずの距離を保つことで、面倒な危機を回避し、業務時間外の誘いをうまくかわし、自分の時間を確保できた出来事をお話しします。
私が、とあるクリニックに勤めていた時の話です。
クリニックの事務で働いていました。
大きな病院とは違い、いわゆる、企業でいうところの社長にあたる”医院長”と一緒に仕事をする機会が多かったです。
当時、特に私が行っていた仕事が、医院長と一緒に仕事をすることが多く、入社当時から仕事上の飲み会や研修旅行などに同行させていただいていました。
それとは別に医院長(医師)は研修や講演、診察など勤務時間が当てはまらない立場・職種です。
ですがあくまでも私は資料作成の手伝いやチケットの確保など業務時間内で行う事務方の人間です。
最低限の飲み会などは致し方ないと割り切っていますが、
休日返上での研修旅行や、他のスタッフが一緒に行っている接待ゴルフなど
業務時間外の自分の時間が無くなるのはできれば避けたい事態でした。
入社時から医院長と近くで仕事をしてきた分、医院長に気に入っていただけたのだと思います。
ついに飲み会の2次会のお誘いや接待ゴルフのお誘いが来るようになり、、
普通は昇進のチャンスととれる医院長からのお誘いですが、
昇進などには興味なく自分の時間を大切にしたい私にとっては危機以外の何物でもありませんでした。
ではこの危機をどのように回避したのかというと、きっかけは腰痛でした。
事務作業で椅子に座る時間が長かったためか、ぎっくり腰になってしまったのです。
ぎっくり腰は起こしてしまうと何日かは起き上がるのもつらく、
コルセットを巻かなければまともに歩けないほどでした。
さすがにこのような状態では絶対安静なので
二次会やゴルフなどはもってのほかで医院長も気を使ってくれました。
この時に飲み会やゴルフのお誘いを何度か断われたことが幸いし、
私からすると、
「なんとなく断りやすい状況」
医院長からすると、
「誘えない状況」
が出来上がったのです。
1回目のお誘いは断りにくく、1回行ってしまうと、ズルズルと2回3回と続いてしまうものです。
私の場合、腰痛が完治するころにはいつも飲み会やゴルフに行っているスタッフだけの集まりになっていました。
ほどなくして私は部署を変わることになり、医院長との距離が少し遠くなったことにより、業務時間外の仕事のお誘いはなくなりました。
仕事はしっかりとこなしていたので、部署が離れて4年たちますが、今でも名前と顔を覚えてくださっています。
上司からのお誘いは断りにくいものです。
飲みにケーションという言葉があるように、飲み会で仲が深まると考える上司も多いため悪意なく誘ってくる場合もあるでしょう。
では、どのようにして嫌われることなく断るか?
もうお分かりかと思いますが、体調不良をうまく使えばいいのです。
自分の体験からだと、
「なんとなく病弱そう」
という印象を与えることです。
相手に対して、
「無理させるとよくなさそう」
と思わせることができます。
そうすると、無理には誘われにくく、断りやすい状況を作れりやすいです。
ただし、出世したい方はこの方法はお勧めしません。まだ、今の時代も勤務時間外の仕事で部下を評価する上司も多い分、飲みニュケーションが一番の近道であることが多いからです。
しかしながら、
出世コースのチャンスよりも、仕事が終われば早く帰って家族や自分のために時間を使いたい方には最適な方法です。
必要以上の業務時間外勤務の懸念が多い方は体調不良を今よりかなり大袈裟に訴えて、戦略的に「病弱なイメージ」を与えてみてはどうでしょうか?
今の時代、綺麗事だけで世の中渡れませんからね?
もちろん、普段から仕事しないと嫌われてしまうので、業務時間内の仕事はしっかりとこなしましょう!
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