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【危機回避体験談】妊娠中の不安な気持ち。予想外の展開を、どうやって乗り切る?
Kさん(32歳/主婦)の危機回避体験談です。
妊娠中は、自覚症状がなくても発覚する異常もある。
私は三歳の子どもがいる母親なのですが、二人目を妊娠し、助産院での出産を目指し過ごしていました。つわりも落ち着き、仕事にも普通に通い、順調に経過をたどっていました。助産院での健診と並行して、妊娠8か月の頃、提携病院での検査がありました。血液検査も異常なし、赤ちゃんも順調に育っているとのことで安心して、次の内診を待ちます。
胎盤の位置や、子宮口の状態を見るための内診なのですが、診察台に座り始まったとたん、先生の声色が変わりました。「2.7cmしかないよ、お腹張らない?」お腹は時々張ることがありましたが、座ったり横になったりすればおさまっていたので、気にしていなかったのです。(2.7cmというのは赤ちゃんが生まれる産道(子宮頸管)のことで、4cmあるのが理想的で、3cmは欲しいところ)だいぶ短くなっていたようでした。
気になる自覚症状がなかったので、急に自分の身体が異常らしいということを言われ、事態を呑み込めませんでした。その後すぐ、お腹の張りをチェックするNST検査を行いました。(これは、30分ほど安静にしながらお腹にベルトをつけて赤ちゃんの心拍とお腹の張りの頻度や大きさを調べるものです。)
入院を勧められたが、上の子の預け先の不安からはなってしまった一言
検査をしながら、頭をよぎったのは「入院」という二文字でした。知り合いに、子宮頸管が短くなり緊急入院したことのある人がいたのもあり、他人ごとではなかったものの、まさか自分が…とかなり動揺していました。もし入院という事態になったら、上の子はどうするの?預かってくれる人はいません。どうしても、入院だけは避けたい…そればかり考えていました。そして、NST検査の結果が出たとのことで、診察室に再度呼ばれました。入るなり、「まずいですよ。」と先生。張りは弱かったものの、10分間隔での波が見られ、陣痛のようだとのことです。結果と、これからどうするかをまくしたてるように言われました。「一番いいのは、入院して点滴で治療すること。」予想通りの言葉を聞き、「他に方法はないんですか。」と返しました。
医師の言葉でハッとさせられた!最終的に判断した答えとは
「入院を嫌がるのは、赤ちゃんを一番に考えていないからです。お金のことや、自分の生活のこと、上の子のこと…そういう赤ちゃん以外のことを優先しようとしているからではないですか。」そう言われました。確かに、上の子のことを優先したかもしれません。でも、赤ちゃんも上の子もどちらも大切なんです。真っ白になる頭で何とか言葉をつなぎ、服薬しながら自宅で安静にするから帰してほしいという意思を伝えました。幸い、まだ自分で選択できる余地がありました。でも、これ以上ひどくなったら今度こそ入院は避けられない…。
そこで、帰宅して次の診察までひたすら寝たきりになりました。入院を避けたいのは夫も同じ、家事や上の子の保育園の送迎からお世話から、全て引き受けてくれました。3日後の再診では子宮頸管の長さも伸び、お腹の張りもやや落ち着いていました。
上の子の妊娠中はトラブルが何もなかったので、油断して動きすぎたのが原因だったようです。妊娠中は無理は禁物、もっと危険な状態になってからでは手遅れだったかもしれません。
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