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奴隷みたいな働き方を、したくない!社員とアルバイトが分かり合えない理由と割り切り方。
こんなこと、だれもが思ったことがあるでしょう。
同じ人間なのに、ちょっと早く入っただけで、雇用形態が少し違うだけでここに努めている限りはずっと下に見られて奴隷のように働かされている気がする。
これは、どこの職場にも存在しうる悩みです。立場が下であればあるほどに。
アルバイトはアルバイト同士で分かり合える社員への敵対心。逆もまたしかりですが、
今回は、「なぜ、社員とアルバイト間でのドロドロとした、いさかいが勃発してしまうのか?」
そしてその「社員とアルバイトの間のドロドロを緩和する方法」をお伝えしていきます。
なぜ、社員とアルバイトの間にドロドロが発生してしまうのか?そのカギは、「目線の違い」である。
社員とアルバイトの間がドロドロしてしまう理由は、そもそも「見ている場所」が、違うからです。
社員はアルバイトのここを見ている
・スキル
・やる気
アルバイトは社員のここを見ている
・教えてくれる時の分かりやすさ
・教えてくれる時の態度
・自分の仕事ぶりに対する評価
ぜんっぜん、違いますよね!お互いに違う場所を見ています。
共通点は、「自分にフィードバックがあるかどうかを見ている」ことです。
社員はアルバイトに対しては、自分が教えたら思ったように動いて覚えてくれることだけを期待しているし、
アルバイトは社員に、わかりやすくちゃんと自分を育ててくれることを期待している。
お互いに人間なので相性もあると思いますが、それがうまくマッチングするには、
・お互いがある程度良識的な態度でふるまえる人間であること
・お互いの行動や発言を伝える力・わかろうとする力がある程度備わっていること
このような要素が必要となります。
しかし、そんな人格者のような人間はそうそういないものです。
人格者だから社員をやっている人もいませんし、理解力がないからアルバイトになっているわけでもありません。
社員とアルバイトのギャップを知ると、うまく割り切れることもある
具体的には社員とアルバイトの頭の中がなぜ違うのか、いくつか挙げてみます。
①教育の違い。
正社員→アルバイトに対して、教育・指導するように、社員研修や、上司からの教育がある場合が多い。故に責任が重い。
アルバイト→決まったシフト内で、上の与えた仕事を担う。末端作業が多い。責任は課せられるが、それほど重くない。(※昨今では、アルバイトでも社員並みの働きを要求されるケースも多い。)
②視野と仕事のスキルの違い
正社員→大多数の時間帯、出勤しているので、1日の流れを把握できている。また、必然的に経験が多くなるので、それに伴って仕事のスキルアップが早い。
アルバイト→基本的に、部分的な業務請負を、短い勤務時間なの中でやっていくので、職場の中での変化の把握はその都度の報告などで知る。スキルを磨きたい場合も、社員に比べるとその範囲が狭い。
こうした背景がある事で、立場の違うもの同士の意思疎通がしにくい時もあります。
正社員は、やはりアルバイトの管理を任されます。シフト調整から、仕事の指示。わからないことを分かりやすいように説明すること。できるように教育すること。
そういう、勤務形態なのです。簡単にはやめられないという認識から、企業に以下に貢献していけば良いか、視野も広く持てるのです。
アルバイトは、上からの支持の元、その勤務時間をただこなしていくという認識でした。人手が足りない時にシフトに入れてもらい出勤、仕事がなくなれば早上がり。こちらも、働きたい時間だけ出勤できるし、他にうつりたければ乗り換えが簡単。という認識です。
そういう、勤務形態なのです。
アルバイト教育のスキルがまだ身についていない社員vsアルバイトであるという実情もある
アルバイトの教育に慣れていない社員の、高圧的な態度に、
我慢できずに態度に出してしまうアルバイト。
社員さんは社員さんで 、思うように動いてくれないアルバイトと、成果を出して上に認められたいことの板挟みで焦りを感じがちになり、
人によっては思わず怒鳴ってしまったりして自分を見失っている状態になっていたりします。
上司は嫌われてなんぼ、という言葉もありますが、好かれる方がいいに決まっています。
でも、勤務形態の違いばかりではなく、年齢も性格も違うもの同士が集まっているわけだから、 ぶつかってしまうのも当然ですね。
アルバイト側からすれば、偉そうに言われたくないものです。年下のくせに。入って来たばっかりのくせに。態度が気に入らないのよ。
さあ、にっちもさっちも行かなくなって来ました。
アルバイトには教えたくない!、部下を振り分ける悪魔のフレームワークがあった!
あまり知らないほうがいいのかもしれませんが、知っておくと自分を過大評価しなくて済むので、最後に付け加えておきます。
フレームワークとは、ビジネスを効率的に行う時に使われている、いわば「鉄板のシート」です。大体の企業でも活用されており、その種類は無限にあります。
その中で、部下を育成するときに指導方法を振り分けるときに使う、フレームワークというのが存在します。
お判りいただけますでしょうか。
部下のやる気と能力を判断し、だいたいはそれに当てはまる枠内の指導方法が選ばれているのです。
アルバイトからすると恐ろしいのですが、これが現実だったりします。
特殊な労働環境には当てはまりませんが、大体のパターンがこれです。
注意点としては、「やる気」があるかないかは上司の見解であるので、もし自分に強みを出したいのであれば、やる気だけでも見せたほうが良い場合もあります。
では、どうすれば社員とアルバイトの間のギャップと付き合えばよいのか?
・業務時間、業務内容以外はお互いに(せめて自分だけでも)普通の人間として扱うこと | ・アルバイトは社員の実情を理解しようとする態度を見せること | ・社員がアルバイトに嫌われないためには自分がされたい態度を演じること | ・社員もアルバイトもお互いの人格的な批判だけはしないこと | ・社員もアルバイトのただの「雇用形態」であると理解し、お互いメリットとデメリットがあるのだと割り切れると知ること |
アドラー心理学に、「課題の分離」というものがあります。
つまり、自分の問題と相手の問題は切り離すべき。とのことです。
例えば社員がアルバイトの前で不機嫌になっていても、それは彼らの問題であるため。自分もイライラしたりする必要はない。なぜなら彼らが自分で解決していくことだから。
これを知ると、立場が違うものの態度一つで空気が変わったと認識しなくてもよいので役に立つはずです。
自分には自分の課題のみ集中することが一番です。
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