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バターコーヒーを朝食にして、得られる絶大メリット!
完全無欠コーヒーと言われるものがいっとき流行しました。
体感的には静かなブームでおわった気がしました。特にメディアで大騒ぎしていた印象がなかったからです。
個人的にバターコーヒーの存在を知ったのはある書籍がきっかけ。バター+コーヒーの組み合わせが斬新でした。
「なぜ著者はこんなことをしているのだろう?」
と、そのユニークさの理由が気になったのがきっかけであります。
果たして、どのような効果を有するのでしょうか。また、味はいかなるものなのでしょうか。
個人的にも2017年の初め頃からバターコーヒー生活をはじめました。
おおよそ半年経った上での、実感を、ぜひ力説させてください!!!
目次
バターをコーヒーに入れて飲む目的
期待される効果
用語集
内容
必要なもの
メリットとデメリット
やってみてからの生活
あとがき
バターをコーヒーに入れて飲む目的
常々、「食べる時間を減らせないか?」「食生活をシンプルにしながら、健康になれないか?」そういう情報を探し求めていました。
そんな時、見つけました。その名も、
「シリコンバレー式最強の食事」デイヴ・アスプリー著
なんと17万部以上も売れている。その人気ぶりの秘密は・・・
シリコンバレー?完全無欠?バイオハック?普段見慣れない単語が並びます。
知りたい欲求が芽生えて、なぜか気がついたら繰り返し読んでしまっている・・
いかにも健康維持への野望が強い方には特に興味深い内容。
・ 体の中に取り入れる「毒」を少なくしたい。
・ 食べる時間を減らした分の時間を、違う時間に注ぎたい。
・お腹いっぱいなのに食べてしまうなどの悪習慣から解き放たれたい。
この三つが全て叶いそうだと思ったからです。
期待される効果
ファスティング効果
これを朝に飲むことにより、空腹感を感じなくなるというもの
完全無欠コーヒーに含まれる、MCTオイルの効果として、体をケトーシスな状態、つまるところ、血液の内部にケトン体が含まれている状態に至らしめ、そのために、ダイエットに資するとされています。
内容
この完全無欠コーヒーの発端は、「シリコンバレー式最強の食事」という本の記述から、
朝を、良質なコーヒー豆とバター・MCTオイルで作ったバターコーヒーにする。基本的なことはこれだけです。バターコーヒーを飲むことによって、脳に栄養を与え、一日のパフォーマンスを最大にしていくというもの。
昨晩の夕食後から換算して、バターコーヒー以外のものを体に入れない時間を17時間以上というファスティング状態を作る。
食事の時も極力、完全無欠状態の食材・調味料しか体に入れないことで、体内の毒素をなくしていこうというもの。
必要なもの
バターコーヒー
『無農薬か有機栽培コーヒー(コーヒー豆に付着したカビ毒を体内に入れないため)+グラスフェッドバター(放し飼いの牛から獲れたバター)+MCTオイル(中さ脂肪酸)』
これをミキサーにかけ、ミセル化(マヨネーズを乳化させて元の状態に戻らないようにするのと同じ原理)させる。
体の反応を見ながら、朝から飲んでいく。
※ポイントとしては、昨夜の夕食後から合算して
連続17時間以上のファスティング状態を作るため、
バターコーヒーのみの摂取にするということ。
(食後に少々の良質たんぱく質や、少々のフレッシュ野菜は良いとされている。)
前掲最強の食事のなかでは断食が推奨されており、そのために朝にコーヒーを一杯飲むことにより、断食をすることを、完全無欠ダイエットと称しています。
このような次第で、MCTオイルが付加された完全無欠コーヒーを取り入れたダイエットは、ケトン式ダイエットに分類されるわけです。
食事の時間を節約できる。朝昼晩、正味3時間&食事を作る時間のうち約半分の2時間程度に短縮されました。その時間で、読みたい本を熟読したり、早めに済ませたい大事な用事を済ませる作業をしたり、家族や向き合ったりするようになりました。
満腹感があり、パワフルに動ける。カロリーが満たされたこともあり、体が、胃が満足している状態ということがよくわかるほど動けます。固形の食べ物を消化している時の、だるい感じがまったくありません。
よって、脳が冴えてくる。午後が眠たくならない。生理的に眠たくなるという現象がおこらない。
結果的に、体内に毒を入れる確率が大幅に減る。
完全無欠ダイエットで言うところの、ラブラドール脳(次から次に食べ物が欲しくなる現象)にならない。
仕事後に食べるご飯が、感動するほど美味しい!やはり、今までの時間はファスティングしていたのだな、と実感できる時です。
個人的は、たとえ午後に体力を消耗していても、ご飯食の時よりも、イオン飲料などの水分補給をあまりしなくても、意識が朦朧としなくて乗り切れることが多くなりました。もしかすると、熱中症にも耐性ができるかなという実感です。良質な油は、脳の栄養素なのだという手ごたえを肌で感じました。
(しかも)
完全無欠コーヒーを飲めば、1日につき、0.5キロも痩せられるとのことですが、理論上あり得ない数値らしいです。
しかし、完全無欠との通り名からすれば、そのような奇跡が見られるのかもしれません。
デメリット
バターに慣れていないと、胃もたれを起こす時がある。
MCTオイルの量を間違えると、『悲惨なパンツ』状態になりかねない。大匙1くらいからはじめてみる。
仕事の日は、夕方までバターコーヒーで乗り切れるか、なかなか自信が持ちにくい。昼食もバターコーヒー持参にしたら、毎回スタミナ切れしないか心配になる。
馴染みのない用語が多く、覚えるまで反復する必要がある。よって、知り合いにも話題にしにくい。
やってみてからの生活
1日の献立を考えるのが、かなり楽になりました。一食分だけ、「今日は何を食べようか?」考えるだけで良いからです。しかも、それがまた待ち遠しくって楽しい!家族暮らしだと、臨機応変にいかないといけない食生活ですが、著者もたまには家族と映画を見ながらバターいっぱいのポップコーンを食べるということらしいので、こういう日があってもいいんじゃないのかな?ということですね。
自身の体調の変化や様子と相談しながら、臨機応変に実行しています。
実は夕方近くや、午前中の後半あたりに電池切れしてくる時がたまにあります。そういう時の対策案などのアドバイスが本文やウェブサイトに掲載されています。
電池切れに対しては、朝食や昼食の後に少量のタンパク質を摂るか、完全無欠の野菜を摂ってもよい、とされています。必ずしも、バターコーヒー以外のものを摂ってはいけないというわけではないそうです。
他にも例として一部抜粋すると、「もしもファスティング中に砂糖を渇望した際には、ステビアやキシリトールなどの天然の甘味料が含まれたものを使ったお菓子などを食べると良い。もしくは、完全無欠に近い野菜を、良質の油で溺れさせたものを食べよう。」などと具体的な記述があります。
バターを大量にとっても良いなんて、なんて破天荒だと思いつつ、体に悪い影響のある食材なんて一切勧めてないんですね。
それどころか、デイヴさんは体内に〝炎症〝が起きないような食材が研究され尽くしています。
この本に出会ってからのは、
ますます体になるべく悪いものを入れたくないので、そういった関連の本を沢山読むようになり、自分自身の中で判断しながら材料を購入するようにしています。
もちろん、添加物の入った駄菓子を食べたくなったり、バイキングで食べ放題したりも結構あります。長年築いた習慣というのは、なかなか切っても切れなく、たまに夕飯を皮切りに寝る前まで、ラブラドール脳になってしまい、だらだら食べてしまう時もあります。翌朝、倦怠感にさいなまれるかもしれないということがわかっていても。
でも、以前と違うのは、その後食べ過ぎて後悔すると言うよりは、次の日の体調具合が歴然と違ってだるさが残ったり、消化されていない感があったりすることにとても敏感になりました。
ファスティングといえど、空腹感がないので、ダイエットによくありがちな、リバウンド現象の一つであるドカ食いなどの衝動が一切起こりません。
それに、体調は元々悪くなく、ダイエットもしていませんが、MCTオイルとバターを摂取しているのに、特別に体重に変化はありません。
ただ1つの疑問点は、結石のある人など、油に向かない人っているのかもしれないのでは?ということです。
あとがき
今まで私たちの周りにあった健康法。さまざまなブームが出来ては消え、また誰かが提唱すれば反対論の本が隣に積まれ・・・
健康の常識も日々変わってきてはいますが、結局、どの健康法が正しいのか。
これは、自らの体で実感していくしかないのかもしれません。
バターコーヒーも、破天荒といえばそういう部類に入るのかもしれないですね。
しかし、この本は何度も読まないと頭の中に入ってこないほどなじみのない用語が多いですが、読めば読むほどはまっていきます。著者のバイオハックへの研究心は並大抵ではないことがお分かりいただけます。特にウェブサイトには、詳細な情報となる掲示板や連絡先も掲載されているので、もっと追及したいと感じたなら、気軽に覗いてみてはどうでしょうか?
巻末にはレシピも載っていますが、なかなか日本では手に入りにくい食材もあるのですがどれも美味しそうでひと手間かけてでも作りたいものばかりです。
とにかく中身が濃いので、ぜひ一度は挑戦して下さい!
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