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【危機回避体験談】20歳になったら気を付けて!ネットワークビジネス/ネットビジネスの誘いの本当の意味。
これは、 Lさん(ソロネイリスト/20歳)の体験談です。
2年前の春のこと。高校を卒業したばかりで行動範囲もより広くなりはじめた時のことです。
ある一つの勧誘が私の元へとやってきました。
それは、マルチ商法の勧誘でした。
この商法の仕組みや内容は、当時の私には全く分からなかったのですが、
どうやら、こんな私達のような、まだ何も世間が分からなそうな人間ほどターゲットにしやすいのだそうです。
18歳。まだ自立しはじめのお金のない時期でしす。そんな私にとっては、「ネットビジネス」と呼ばれる、楽にお金が稼げてしまうというシステムの話を聞いた時、率直にとても魅力的に感じました。
とにかく、紹介制で知人友人に紹介さえしてしまえば、その紹介者がまたほかの紹介者をどんどん作ってくれる。そのたびに、私にもそのマージンが入る。
そんな美味しい話でしたし、
勧誘してくれた相手が、10年以上の付き合いがある友達だったこともありました。友達というだけで信用するには十分でした。
その際には、私だけではなく複数の友人、いわゆるいつメン全員に対して勧誘をしている状況でしたが、
勧誘を受けたみんなが、相当に気合が入っていたことも手伝って、おそらく誰もがマルチ商法と呼ばれる違法ビジネスの存在を知らなかったんだろうな。と今は感じています。
もちろんはじめは、
そんな美味しい話が転がっているとは思えないとは感じてあまり乗り気ではなかったんです。
でも、友人はお金が稼げるという想いに必死というか、勢いがあり、その熱弁も交えた誘いに、そのうち負けてしまいました。
やはり楽して稼げるという内容には魅力があり、そのビジネスの詳細を受けにいくことにしました。
勧誘の方式は、都内の某カフェでABC方式と呼ばれる勧誘方法で行われました。
メンターと呼ばれる、幹部の人間と勧誘した私の友人が囲いこみ、私を簡単に帰さないようにするという手段でした。
より信頼度を上げるためなのか、びっくりにも初対面にも関わらずそこでの食事代を全て奢ってくれるのでした。
そのメンターと呼ばれる人は、
私の2歳上なのにも関わらず、ロレックスの腕時計を身につけ財布もカルティエの黒財布を利用しており。
「どこのボンボンなんだこの人は。それとも本当にネットビジネスでこんなに稼いだのか?」
と、思わされ、ただただ目の前でそれを見て驚くばかりでした。
その上で、稼げるという証拠をまじまじと見せつけられた自分は、ついにプレッシャーに負けて、そのままサインしてしまうのでした。
ですが、署名を行うことになったその日に会社の名前や業務の内容など行なっていることの全容を聞いた時に、なんかおかしいと思いました。
特に、メンバーは勧誘を行うことで契約の際に支払った額の7割をボーナスとしてもらえるということには疑問を感じました。
と言うことは、
先方にお金がなかったから、契約を交わした自分らからお金を巻き上げた。ということかと、、、契約した際に気づいたのでした。
さらに、私たちにも勧誘を積極的に行うように促してくるのです。そこで本当にネットビジネスなのかとさらに疑問が深まりました。
怪しいと感じたので、会社の名前をネットで検索してみることにしました。
すると、最近になり複数の県に展開を始めた、今かなり問題になっているねずみ講の会社であることを知りました。
これだけの証拠が揃ってしまえばもう思うことはないので、クーリング・オフを利用して契約を破棄しました。
そして、10年以上の付き合いがあった友人とも今回のことをきっかけに縁を切ることにしました。世の中そんなに美味しい話はないなと学習させていただいた際の経験でした。
若い時はそんな大人のお金儲けの騙しの手法が存在するなんて知らないのは仕方がなかったですが、
幸い、「あれっ?」と、違和感に気がついた時に、クーリングオフという救済手段があることを思い出したことが救いでした。
この経験をもとに今では、リスク管理に力を入れ、騙されないためにも積極的に正しい知識を取り入れられるような人間を目指しています。
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