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目先の欲に、目がくらむ・・をなくす考え方。「時間割引率」を理解すれば、我慢せずに方向転換できる!

将来のために行動しようと思っていても目先の欲についつい負けてしまうのは、仕方がないことである。
普段からコツコツ堅実に、将来のために教育資金や老後資金を貯めなきゃいけない。
そんなとき、どうしても欲しい限定物の腕時計の存在が出てきたり、かわいいコスメなどがあればついつい買ってしまう人もいますよね。
しかも定期的に。
他の事にも当てはまります。
将来、毎日体調が良く、今と同じように動く体でいたいから、不摂生をしないようにしようと思いながらも
体に悪そうな美味しいものをついついばくばく食べてしまったり、定期的な運動をしたくなかったり。
誰でもありますよね。
人間は目先の幸福に対してとても敏感にできています。いちど経験した幸福感はパブロフの犬みたいに脳内物質が自分の意思と関係なく出てしまうので、
まるで薬の中毒じゃように脳が反応しまうのです。これは決してあなたの意思の弱いせいではありませんのでらしょうがないといえばしょうがない現象です。
「頭ではわかっていても、将来への種まきができない。」
大体の人が、勉強にしろ貯蓄や健康管理にしろ、頭の中では将来のためにコツコツと今を頑張って行くべきなのがわかっていても
目先の悦びに振り回されてしまいがちです。
「時間割引率」を知ると、いまを我慢せずに将来のために行動できる。

時間割引率という言葉をご存知でしょうか。物事を行う時に分類される言葉ですが、
時間の質を天引きされる率(割合)のようなものです。
たとえば、
お腹いっぱいだけど差し入れのピザを食べようか迷っているとします。
Aさんは、食べたいから毎回食べちゃう。
Bさんは、食べたいけど将来も健康でいたいから毎回我慢する。
Aさんはどちらかというと健康によくないことを繰り返しているので、将来的には生活習慣病になるリスクが高くなり、そうなった場合人生のなかで健康でいられる時間が沢山割引かれる。
それに、欲望のままに食べてしまう癖があるので、食費も掛かり、貯蓄もしにくいタイプといえます。
さらに、無駄に食べている時間を積み上げているので、人生の中でも時間の価値を自ら下げてしまっているわけです。
Bさんの場合は、健康意識があり、将来も元気でいたいから腹八分目くらいでストップするように気をつけています。そうすると、必然的にAさんよりも健康でいられる確率は高くなります。結果的に、人生の中で健康でいられる時間が少ししか割引かれない。
しかも、食費などの出費も将来のために倹約できているので、将来的にも不安を感じるような家計になりにくい。
さらに定期的に運動するなど、健康に対して意識する時間の使い方をしているため、未来の幸せに対して行動できている。
と推測できます。
あくまで一般的な見解です。
つまり、
時間割引率が高い→今の幸せを重視した行動が多い
時間割引率が低い→未来の幸せを重視した行動が多い
という意味を指します。
もちろん、時間割引率の低い行動(今すぐには効果はないが、コツコツやっおくとあとあとになって幸せが残るような行動)を行うのが理想的だといわれています。
将来の幸せに対して、どれだけの時間を割いたかで、人生が決まるという指針になっています。
健康、貯蓄、人間関係。時間割引率はどうしたら下がるのか?

では具体的に時間割引率を下げるにはどうすれば良いのか。
ですが、
夏休みの宿題と同じ要領でやればよいのです。
今が夏休みの初日とします。
コツコツ宿題(未来の幸せへの行動)をやれば、
夏休みの最終日(老後)に泣かなくて済むのです。
8/31日に笑うためにできることって、なんだと思いますか?
人によって違ってきますが、
月々一定額を天引きで貯蓄したり、
週に2回くらいは運動する。
腹一杯食べすぎない。
ストレスは時々解消しておく。
大事だと思うことは先送りにしない。
良い人間関係をつくっておく。
好きなことを見つけて楽しんでおく。
まだなったことがないので想像はつきませんが、自分の親を見れば少しは想像つくかも知れません。
あなたが老人になったときに、「絶対に手元に残っていて欲しいもの」を今のうちにコツコツ作っておく。
というイメージです。
健康?友人?貯蓄?それ以外にもあるかもしれないですね。
そのために今から「夏休みの宿題」をスタートさせるべきです。
本当の幸せに「どんよく」な人ほど、時間割引率を意識するだけで幸せになれる。

さて、将来が大事なことは、嫌というほどわかりきっているが、それができない。
そんな時は、
自分にとって時間割引率の低い行動とは、なんだろう?と、意識しながら行動してください。
だって、あなたがトータルで得する人生を送れるにはどうすればよいか、それさえわかれば実行するしかないはずです。
力入れなくてもよいのです。
徐々に考え方や習慣をずらして、脳をだましていけば賢い行動ができます。
実は高学歴の方に多い思考なんです。
学歴は大人になってからはマネできませんが、思考はマネできます。
時間割引率のはなし。
これはあなたにとって利益のある話ですから、ぜひ取り入れていってもらえればと思います。
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