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【危機回避体験談】歳の離れた無自覚な弟の危険に対する母のやりとりを見て学んだこと
これは、Wさん(20歳/学生)の体験談です。
年の離れた小さな弟が、危険よくやる手口を書かせていただきます。
母が料理をしている時、構って欲しいのかまだ幼い弟は、母親に近づき相手をしてと言わんばかりにちょっかいを出します。
更に、その日の弟は学校から親孝行しろとでも言われたのか、どうしても母親の料理を手伝いたいらしく、なかなか母親のそばを離れたがりませんでした。
普段は、駄々をこね始めても少し誤魔化せば、何事もなかったかのようにことが過ぎ去るのですが、、
今回はそうもいかず、挙げ句の果てには、
『僕にも包丁触らせて〜〜』
と、自分が料理をすると言い出し、泣き出す始末です。
見かねた母親は、少し手伝わせれば満足するだろうと弟に調味料や食器運びなど簡単なことをやらせました。
始めは弟もそれには素直に従い手伝っていました。
しかし、弟はやはり男の子使命感なのか、包丁や他の道具を触りたがり始めました。
そして結局、調味料や食器運びなど簡単なことにも飽きてしまいました。
次第に、母親の隣で
『◯◯くんにも触らせて欲しい』
『ぼくもお料理がしたいの〜』
などと駄々を捏ね始めてしまいました。
その場を誤魔化しも効かず、
母親はどうするのだろうと思い見ていましたが、
弟に包丁を握らせ、一緒に切らせるのかなと思ったのですが、
母親は違う方法で包丁を触らせることなく弟の包丁の危険を回避したのでした。
母親はまず弟に真剣な表情で向き合い怒るのかと思いきやこんなことを言いました。
『○○くん。
じゃあ、お母さんが○○くんにすっごい大切なこと頼んでもいい?』
『いつもはお父さんにしかやってもらわないことなんだけど、○○くんがやってくれるならお母さんすごく嬉しい!』
『お兄ちゃんとかおねぇちゃんたちにもまだ頼んだことないから、すごく心配だけどお母さん○○くんならできると思うから頼んでるの』
と、なにやら母親から頼み始めたのです。
さっきの態度から一変し、
いきなり頼み始めた母親を見て、弟は頼りにされたことが嬉しかったらしく、
元気よく『うん!』と頷きました。
そして、
大役を任されることになった弟は包丁を掴むのではなく、
なんと電子レンジでもやしをチンしてナムルを作る大役を任されたのでした。
もやしを耐熱ボウルに入れめんつゆとごま油を入れた後、電子レンジでチンする、という簡単な係を任され、
元気よくこなす弟は、すっかり包丁のことは頭のことから消えているようでした。
やはり小さな子は頼りにされると嬉しいんですね。
というわけで今回は母親が無事に弟を包丁の危険から回避させたのでした。
一連のやりとりを目の当たりにして、弟の言動にヒヤヒヤさせられましたが
やはり自分たち兄弟を育てた百戦錬磨の母親はさすがだな、と思わされる出来事でした。子育てをされている方にとってはあることかも知れませんが、
小さな子が無自覚に危ないことをしている場面ほど、大人は冷静に寄り添うのが大事なんだと学びました。
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