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もう何回目?すぐに挫折する嫌な自分を脱出する方法。

新しいことを始めたにもかかわらず、いつも挫折をしてしまう。誰しも数多く経験したことはあるでしょう。

私も、十代の頃に過激なダイエットをしたものの、すぐにリバウンドをしました。最後のほうは、意に反して泣きながらドカ食いしていた苦い思い出があります(/_・、)

 

 

 

今回お伝えするのは、「挫折しないコツ」「毎回挫折してしまう理由」「挫折の後味を悪くしない考え方」になります。

では早速、いってみましょう。

 

 

 

 

挫折する理由は、「敵を知らない」からである

 

 

「よし、やるぞ!」

せっかく意気揚々と新しい事を始めたのに、

3日も経てば「思っていたのと違うな。」「面倒くさくなってきた。」となってしまうのには理由があります。

 

 

それは、「敵を知らないから」。

 

 

過去にダイエットした私を例に挙げてみます。

 

雑誌の通販で「レモンシロップダイエット」と言うのがありました。四角い缶に入ったシロップを水で薄めて飲む。朝は塩水一リットルを飲むだけというものです。

「これだけで痩せるんだ!」と、短絡的に判断して3日間喜んでそれだけで過ごし、無事に四キロ体重を落とすことに成功します。

で、怖いのがそのあと。

痩せたはいいが、3日間分のシロップは終わってしまった。

そのあとはどうすれば落ちた体重を維持すれば良いか、分からなかったのです。

結局、その1週間後にはリバウンドをしてしまいました。体内の水分量が異常に増えたのか、手足はかなりむくんだ状態で惨めな気分にさいなまれました。

あの3日間が夢だったかのようにパッと消えたような敗北感。

今考えてみると、

 

 

 

  • ダイエットとはなんなのか?どのような状態をもってダイエットを成功できたと言えるのか?←体重を落として痩せているように見られたかった
  • 何故レモンシロップダイエットをしたら痩せるのか?その根拠は?まさかあの広告の言葉をうのみにした?←当時は斬新で簡単そうだったから。うのみにしました。
  • 痩せたあと、どうやって維持していくのか?  ←痩せたら勝手に維持されていくと思った。
  • 体のメカニズム的に、リバウンドしない栄養の摂りかたは知識としてあるのか?←メカニズム?知らないなあー
  • 今回のダイエットで、成功する確信はどこにあったのか?←レモンシロップだけだったら空腹で痩せるっしょ!
  • やり遂げたあとはどうするつもりだったのか?←正直あまり考えてなかった
  • もし、途中でドカ食いしたくなったらどう対処するつもりか?←まさかそんな日が来るとは夢にも思わず・・・・

など、

 

 

 

「敵」を見誤ったことが挫折原因といえます。

 

 

 

ここで言う「敵」とは、

人が新しいことをはじめようとしたときに、邪魔しに来る感情のことです。(恒常性維持機能)

 

今現在安全が保たれているのに、新しく物事をはじめると

脳内が「あれっ?」と、パニックを起こして、正常(通常の生活)に戻そうとしてしまいます。

そうすると、わかっちゃいるのにやめられないような現象が起こってしまうわけです。

 

 

これが「敵」の正体です。

 

 

 

 

挫折の後味が気持ち悪すぎてこわい人がリベンジできる方法

 

 

挫折をしてしまうと、次に同じようなことを始めようと思っても「また失敗するんじゃないのか‥」と体が恐れおののいて尻込みをしています。また挑戦したいけれど、怖くて行動が起こせなくなってしまう人も多いでしょう。そんな時はどう対処していけば良いのか?

 

物事を挫折する王道心理を己で確認すべし!

 

人は挫折するときには、自分ではどうにもならない理由が存在します。先ほど言った、「恒常性維持機能」。その他にも、「忘却曲線」のような本来人間に備わっている機能以外にも、「達成しやすい環境づくりを怠った」などの工夫不足、「ドリームキラー」の言葉に負けてしまったなどの意志力の問題もあります。ここまで準備してから物事を始める必要はありませんが、行動しながら確認してみると対処しやすいかとおもいます。

 

 

そうなってしまう原因を深掘りする

 

 

やみくもに挑戦するのは良いですが、挫折をした時の経験を一つ思い出してください。初めはうまくいっていたのに、何の前触れもなく急降下するかの如く挫折したわけではないでしょう。必ず、その前兆や敗因があったはずです。その時の自分の中で、作戦が甘かったなという部分があったでしょう?ぜひ過去の挫折経験からそこを突き止めてくださいよ。ダイエット中なのに美味しそうな食べ物を見て、リアルに味を想像していませんでしたか?会社で調子に乗って上司を怒らせる直前に、周りの同僚の顔が曇った顔をして「お前やめとけ」となどと言っていませんでしたか?

 

その時にあなたが転落してしまった理由を突き止め、じゃあ今度からここを気を付けてみよう、こう対処しようと「カイゼン」することです。リベンジできることであれば、そのカイゼン案を実行すれば前回と同じ結果にはなりにくいのです。

このように、過去の挫折を分析してみることで前回よりも頑丈な装備品を身に着けることができます。挫折した→いやだ→もうやらないという転落まっしぐらの思考は卒業できることこの上ないはず。

 

 

過去の成功経験を何度もリピート再生してみると、どうなるでしょう?

聞いたことがある話かもしれませんか、聞いてください。小さな子供って、自分のわがままがかなえられるまで、100回でも1000回でも同じことを繰り返してうるさくないですか?これには理由があって、「まだ適切な願望のかなえ方の手段がわかっていない」という未熟な理由もありますが、「わがまま言えば言うことを聞いてもらえた経験を覚えているから」です。つまり、子どもは欲しいおもちゃを買ってもらうのも、食べたいものを口に運んでもらえるのも、時々大人に断られ挫折しながらも愚直にチャレンジしているのです。もちろんあなたも子供の頃はそうだったでしょう。

ここから分かることは、挫折よりも成功した体験がもたらしてくれる恩恵が上回っていたからこそだと言えます。ほかにも、自転車で転びながらも乗れるようになったこと、学校のテストで100点を取って褒められたこと、運動会で活躍して褒められたこと。なんでもいいです。今までのあなたの成功体験を思い出して頭の中でリピート再生してみてください。

そうすると、どのようなモチベーションで絶好調な自分であったのか?その感覚がよみがえってきます。これが、挫折の思考ループを断ち切るヒントとなってきます。

 

 

 

挫折はしまくるぐらいが良いと知る。そしてなまめかしいぐらいに達成後の姿を渇望すること

 

「若いうちはドンドン失敗しろよー」と、学校の先生をはじめとする周囲の大人たちは言っていました。それには理由があって、失敗しても行動さえやめなければ必ず失敗する理由に気が付くからです。ちなみに私なんかはダイエットも禁煙も成功しましたが、通算30回ちかくは挫折しました。だけど成功しました!挫折するたびに、敗因を探り出し、違う方法で挑戦しなおしました。たかが、「食べるのを少しやめる」「吸うのをやめる」という物理的にやればいいだろうことのためにかなり挫折しまくりました。今になって思うのは、それさえ達成できれば、時間が増えて健康にもなって人生がばら色になると確信していたからです。挫折のあとの良い人生を渇望できるぐらいリアルに描けるのであれば、話はもう早いのです。アドレナリンという脳汁出しながら何度も渇望しましょう。

 

挑戦しないと挫折しない。挫折しないとどこが足りなかったのかわからない。その繰り返しの後には、美味しい後味になっているはずです。

 

 

 

すぐに挫折する嫌な自分からの脱出法まとめ

 

自分を挫折させている敵(恒常性維持機能、忘却曲線、環境づくり、今までの敗因)をよく知る

過去の挫折経験を深堀して敗因を突き止め、改善していく

挫折の先にある美味しい味をリアルに渇望しまくると、挫折が快感になる

 

 

挫折で嫌な気分になるのは当たり前のことですが、挫折なくして人間的に成長もできないし、成功もできません。まずは自己分析です。なぜならばすぐ挫折するのは、あなたの癖であり、一種のパターンだからです。過去の成功体験と失敗体験を深堀してみて、「なぜあの時自分はうまくいったのか?」あるいは「うまくいかなかったのか?」と頭の中で思い出しながら紙などに書き出してみましょう。なぜ?がわかったら、「じゃあ、次回はどうすれば?」です。それがわかったら、うまく生活の中にノセてみよう!と意識することです。挫折は苦しむものではない、楽しむものです。

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