脱皮・脱走！脱脂粉乳！！

 

 

タバコをやめたい！そう思っているあなたへ。筆者にもアドバイスさせてください。何故なら、かつての私も喫煙者でした。一日2箱を、当たり前のように吸ってきました。完璧に止めるまで、試行錯誤ありました。

 

しかし、止めたことで発見できたことも多くあります。もし、あなたの禁煙活動に対して、1つでも引っかかる部分があれば幸いです。

 

筆者の煙草を止めた方法、一覧

[禁煙セラピー]という書籍

 

コレは、15年ほど前に流行った禁煙本なのですが（後に筆者は肺がんで逝去）、禁煙を決意した時に肌身離さず持ち歩きながら読んでいきました。

「この本は煙草を吸いながら読み進めていって下さい。」と記されていて、斬新でした。

しばらくして、女性版禁煙セラピー、

図解版禁煙セラピー、と、続くのですが、図解版が1番しっくり来ました。

 

 

禁煙を始めてからは、本書のように、

 

「タバコを吸っていて、いいことは何もない！」

「あなたが隣で煙草を吸っている人をうらやましいと思うのではなく、

隣で煙草を吸っている人は、吸っていないあなたのことがうらやましいのです！」

 

この名文句を、いつも呪文のように頭の隅々までめぐらせていました。

 

そして、約1年の禁煙が実現しました・・・・

そうです。一年あまりでとあるきっかけがあり、吸ってしまいました。

 

無料レポート

 

ネット上にも、禁煙の方法、その「答え」をよく探していました。偶然、「禁煙無料レポート」なるものを見つけ、それを熟読しながら止めました。

 

これには、タバコの起源・発祥から、タバコ産業の実態、タバコそのものの話。知らなくていいと今まで思っていた内容が事細かに書かれていました。

 

これもまた、「吸いながら読んで下さい。」といったものでした。

そのレポートは２００ページ近くあったと思います。一日では読み終わらず、一週間くらい掛けて吸いながら読みました。

そして、最後の一本を最後に読み終わりました。それ以来、数年はたちますが一切吸っていません。

 

 

痛感した、タバコを止めるコツ！

・自分の禁煙失敗経験から学ぶ！

成功談もいいのですが、失敗から学ぶことはかなり多かったです。いわゆる「一本だけ」という罠に負けることが多かったです。

筆者はチェーンスモーカーだったので、次から次に吸いたくなりました。なので、止めるときは本数を減らしていくのではなく、スパッと止める！これがお勧めです。

他にも、家族や恋人と喧嘩したり、ストレスがたまった時に勢いで吸ってしまう、という失敗もありました。

こういう風に、自分が煙草を吸いたくなるシーンを想定して、他の事に注意をそらして、そちらを徐々に新習慣として塗りつぶしていく、という方法をとりましょう。

 

・タバコを止めて、得られるものを痛感しながら生活する

灰皿使わなくて良い！ライター買わなくて良い！もう、誰かに隠れて吸う必要もないんだ！息切れしにくくなってきた！それだけではありません。実際にはもっと沢山あります。

煙草を吸わないことで起こる、嬉しい現象に、嬉々としたモチベーションを感じるはずです。

 

・私もはじめはそうだった。

みんな、初めは煙草を吸う習慣はありませんでした。当たり前ですよね。煙草を吸っていなくても平気な人は、あなたの周りに沢山います。

逆に言えば、あなたはタバコを止めても体調は良くなるばかりです。いくら禁煙がつらくなっても、死ぬことは絶対にありません。

 

 

・もし禁煙が失敗しても、新しい禁煙方法を探しまくる！

 

禁煙に失敗したときに重要なのは、あきらめないことです。

ある程度吸ってしまってスランプになっても、なぜここで失敗してしまったのか？その1本を吸ってしまったトリガーポイントはなんだったのか？どうすれば失敗せずにそのポイントを克服できるのか？

自分自身の中で分析し、トライ＆エラーを繰り返すことです。

 

禁断症状にさいなまれた時の、切り抜け方

 

「あなたは何も、悪くない。」

 

恋人や、かけがえのない人と、望まない別れを経験したことがありますか？

離脱症状（禁煙後から、2週間～1ヵ月程度といわれています。）その時期、どうしようもない悲しさと似た感じの、やるせない気分になります。

これは、避けて通れないでしょう。一旦、喫煙習慣という回路が脳内にプログラムされていますから。其れに逆らうということは、禁煙の難しさをよく物語っています。

 

でも、どうしようもないのです。後ろ髪引かれる気持ちもありますが、タバコともそろそろお別れの時期なのです。タバコを擬人化してみましょう。彼（あるいは彼女）とは、元の関係にはもう、戻れないんです。

悲しいですが、そう思いつつ、もっとあなたにとって有益となる事柄に、依存するように仕向けてみましょう。

 

気をそらす方法

 

・深呼吸

煙草を吸うときも、深呼吸していませんでしたか？以下に自分が味気ない習慣を無意識に実行していたか、気付くでしょう。

・喫煙者の方を見る

喫煙者の方を見て、自分は今は吸っていないんだ！健康的なんだ！と誇りに思ってください。強く、そう思って下さい。

・健康状態を感じてみる

数値で実感しなくても、「いつもよりご飯がおいしく感じる！」「肌の弾力が違ってきた！」など、段々健康体に戻ってきていることを喜んでください。

・新しい習慣を足してみる

煙草をいつも吸っていたタイミングに、他の新しい習慣を入れ込んでみてください。これは結構大事なことです。心に隙を作らないことです。

・ストレス発散方法を決めておく

自分が無心になれることを試しながらでも探してみてください。自転車通勤に変える・スポーツジムに通い始める・本を沢山読む。何でも良いです。楽しいことを探して、それをストレスのはけ口にしましょう。

・誘惑に負けない

正しくは、煙草の誘惑に負けそうな誘惑に負けないことです。

（飲み会や、ネガティブな付き合い、喫煙者の多い場所など。）

 

 

おわりに

 

 

以上が、筆者の挑戦してみた禁煙方法です。

この世に、禁煙方法は沢山転がっています。

知人の１人は、職場友人の前で、「私、○●は、今日を持って、タバコを止めます！」と宣言して以来現在もノンスモーカーのままです。

また、別の友人は、タバコが値上がりする直前に止めることができたそうです。

ですので、そのいろんな方法を、一つ一つ真剣に実行していくと、いつかはやめられる日が来るでしょう。なぜなら、段々今の自分に嫌気がさしてくるからです。こんな自分でいいの？と、自己嫌悪に苛まれたら、しめたものです。

 

健闘を祈ります！