脱皮・脱走!脱脂粉乳!!
好ましくない現状から逃れるヒントが転がっています。
© 脱皮・脱走!脱脂粉乳!! All rights reserved.

プライドの高い人間は、弱みをチラ見せしてバカになればいい
プライドの高い自分に悩んでいた頃の話
〜弱さを見せることで、人生はもっと楽になる〜
「もっとバカになれたら、楽だったのに。」
これは、かつてプライドが高かった自分が、ようやく気づけた一つの答えです。
今回は、「プライドが高い自分に悩んでいた時期」と、「そこからどうやって抜け出したか」についてお話しします。
プライドが高い人は、なぜそうなってしまうのか?
プライドが高い人には、意外にも共通した背景があります。私自身も長くそのタイプでした。
たとえば…
- 自己肯定感の低い人たちに囲まれた環境
- 家族にネガティブな人がいて、安心感を得られなかった
- なりたくない大人が多すぎて、あえて“逆張り”してしまった
- 重圧の高い家庭・職場にいたことで、自己防衛の手段としてプライドを持つしかなかった
こうした環境に置かれると、素直になったら壊れてしまいそうで、虚勢でも張らないと生きていけなかったのです。
プライドが高い人の「あるある」な思考パターン
- 周囲に迷惑をかけていても「特別扱いされてる✨」と勘違い
- 批判されると「それだけ価値があるから」とポジティブ変換
- 誰よりも優れていると信じたいあまり、現実逃避に走る
実績があっても人格がともなっていない場合、空回りしながらも本人だけは満足している状態になります。周囲が冷めていても、それに気づかないのです。
自己啓発好きの「プライド型人間」の実態
プライドが高い人の多くは、
- モチベーションが上がる名言のシャワーを浴びる
- ベストセラーの自己啓発書に傾倒し、身近な人の意見は無視
- 上司にはゴマをすり、対等な関係の人にはマウント
側から見ると、うすっぺらいと見抜かれているのに、本人は「自分は評価されていないだけで、間違っていない」と信じ込んでいます。
プライドが高くて得すること・損すること
得すること:
- 自分を高めるモチベーションになり、行動力がある
- 自己陶酔的な空想で脳内は快適なので、ある種の幸福状態にいられる
- 他人の評価を気にしないため、出世が早い場合もある
損すること:
- 地道な努力を避けがちで、自己成長が鈍る
- 他人の意見を受け入れられず、人間関係が希薄に
- 自分だけの正義で動いてしまい、「話の通じない人」扱いされる
結果的に、「あの人には何を言ってもムダ」と思われ、信頼を失い、孤立していくのです。
プライドが高いかもしれない…と思ったらやってみたいこと
- 自己分析をして自分の癖に気づく
- 実力と限界を正しく把握する
- 感情を否定せず、素直に感じ取る
- 弱さや失敗をあえて人に見せてみる
- 地道な努力を続けることで、本当の自信を育てる
実は、弱みをさらけ出すことこそが「本当の強さ」。
「バカになれる余裕」が、他人の心の壁を壊してくれるのです。
最後に伝えたいこと
プライドが高い人は、「そうでもしないと自分を保てなかった人たち」でもあります。
誰しも、自分を守るために身につけた心の鎧があるのです。
だけど、人生は「信頼」と「繋がり」でできています。
だからこそ、ほんの少し弱さを見せたり、ちょっとバカになる勇気を持つことで、信じられないほど人との距離が縮まります。
かつての自分が気づいたシンプルな真実。
「もうちょっとバカになれば、人生もっと楽だった。」
一緒に、肩の力を抜いてみませんか?
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
【子どものゲーム依存】隠れてゲームをする心理とやめさせるための効果的な対処法
こんにちは! SNSや掲示板でもよく見かける「子どもがゲームをやめてくれない」「隠れてゲームをして困っている」という親御さんの声。 …

モチベーションにこだわ「モチベーション」より「使命感」が最強るより使命感を持て
「陰ながら頑張ろう」と思っても気分が乗らず、集中力が散漫になることはよくあります。もちろん環境要因もありますが、「モチベーションさ…
この記事へのコメントはありません。