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グダグダ先延ばし癖から脱する方法

1日があっという間に終わってしまって、「大した事しないまま一日が終わったわ…」と途方に暮れることありませんか?こんな日が続くのならば、一体どうしたらいいのでしょうか。

自分を動かすのは「切迫感」だけ

切迫感って何のことだかわかりますか?

「どうしても今日中にやらなければいけない!」という強制力や、

「もうこれで最後のチャンスだから、今やらないと…」と言わざるを得ない理由ができた時に生じる、はやるような、追い立てられるような苦しい気持ちのことです。

「切迫感」をわかりやすく言うと、今やらないと自分自身に危険や損害が起こるような、効き迫った事案のことです。

あってはならないことですが、もし身内に不幸があれば、どんな状況でも大体の人は体がそちらに向かいますよね?どんな遠くに住んでいてもすぐに連絡するし、向かいますよね?これが切迫感の力です。

もっと身近なところでは、電車やバスに乗り遅れそうになって無我夢中で走って追いかけた経験とか。「これを逃したらピンチ!」「何がなんでも間に合わせなければ!」「一刻も早く行かなければ!」この気持ちが切迫感、です。

また、日常的なことで言うと仕事のスキルアップや勉強、普段やりたいけどなかなか取り組めないことに対しても言えます。

期限が迫っていて、「時間がないな…間に合うのか自分!」と思いながら焦って取り組まなければいけない危機的状況。ありますよね。

普段後回しにしていることに対して、もしもこんな勢いで毎日取り組めたら…自分って行動力爆上がるのにな…と思ったことはありませんか?

切迫感を持つと、こんなにいいことがある!

切迫感を持つことによって、今の生活が激変します。

とっかかりが早くなる

追い立てられた状況下を作ると、自ずと物事へのとっかかりが早くなります。着手するのが早くなると、簡単なことはすぐに処理できますし、そうでないことに対しては「まだ理解ができてないな。」「調べておかないといけないな。」と、次への課題が出てきて建設的な思考になれます。

期限を設けられる

「いつまでにこれを済ませなければならない!」というのが明確にすると、「何としてでも、(場合によっては)どんな手を使ってでも終わらせなければならない!」という境地になります。

人は期限付きのことであれば、必死になってゲームのようにガムシャラに実行できてしまう事も意外と多かったりするものです。

大切なものが見えてくる

切迫感を持って物事に取り組んでいると、「これは切り捨てても何とかなるかも」「細かいことは省いていこう」「最悪ここさえやっていればいいかも..」という思考になってきます。

切羽詰まっていると、脳が余計な情報を遮断してくれたりもします。すると、重要なポイントだけは押さえて行動できるようになるので、その結果、無駄行動が激減するというわけです。

気がついたら完了している

一日の時間の流れは、ダラダラしていようがシャキッとしていようが、どんなことをしてても変わりません。

でも、仮に切迫感にさいなまれながらもガーーーっと朝一番で行動した場合、お昼過ぎに一日の前半を振り返ると、「あれっ?そういえば、もう終わってたよね…」などと、振り返れば楽勝だったような嘘のような爽快感を味わえます。

毎日が刺激的になる

切迫感を持ってやるべき事をこなしていると、気がついたら物事が前に進んでいます。物事が前に進んでいると、淡々としていた毎日が達成感にもなり、自信にも刺激にもなります。

頭の回転も速くなるので、行動ももっと速くなります。

切迫感を持つのが難しいの理由

だけど人って、特殊な環境や事情のある人を除いて、そういう毎日火の車に乗ったような感覚で生きられるものではありません。

そもそも、人間の欲求五段階のベースとなるのは「安全の欲求」です。日本であれば大体の人は安全に補償された中で生活していますし、ちょっとしたことを後回しにしたくらいでは死なないです。

だから家に帰れば何となくグダグダしてしまうのは当たり前だし、やらなくてはいけないことを後回しにして楽なほうに流れてしまうのも自然なことです。

むしろ、「やらない理由を100も200も思いついて、手近などうでもいいことばかりに手を出してしまう」のが人間です。楽なのが一番!安全なのが一番!これはDNAにプログラミングされている本能なので、意識する工夫をしないとわざわざ「切迫感」なんて持てないのです。

切迫感を利用して行動力をつけるには?

実際に、一定の期間自分を追い込むことで、行動力を身につけるにはどうすれば?

色々試したけれど、うまくいかなかった人ほど試して欲しいことがあります。そのための工夫は3つあります。

やらないといけない「切実な理由」を見つけ出す

二つ目は、「どうしてもそれをやらないといけない切実な理由」をなんとしてでも見つけ出すことです。「この資格を取らないと社内でプライドを保てない…」「これをやらないとそのうち体壊して今のポテンシャルが保てない…」「早いとこ相手を探さないとライバルに先越される…」など、なんでもいいのです。

人それぞれ、「これはやっておかないとヤバい!」内容はそれぞれ状況によって違ってきます。

「今すぐにやらないと本当にヤバい!」そんな理由を見つけ出せれば、先延ばしにする多くの理由が一掃できるくらいどうでも良くなります。できるだけ、ありありと生々しく悲惨さを想像しながら書き出していくことで隠れた「切実な理由」が見つかります。

先延ばしにしなかったらどうなるか?を紙にかく

三つ目は、「今やろうとしていることを実行すると、どんないいことがあるのか?」をすみずみまで想像しながら紙やノート、手帳でもいいです。とにかく自由に書いてみることです。

文字で書いても想像が膨らまないよって言う場合は、簡単に絵にしてみることをお勧めします。絵にすると目で見て分かりやすいよというタイプの方もいるでしょう。

人目にさらされる環境づくりをする

ぶっちゃけ、環境づくり大事です。

まず一つ目はSNSや周りの人にで宣言して、日々成果の報告をすることです。SNSで、フォロワーが少ない人でも大丈夫です。反応してくれなくても、インプレッションのボタンを押すと、意外と数十名の目に触れていたりします。

できたこと、できなかったこと、感じたことなどを日記のように記録していく感じで投稿をしていると、同じようなことで頑張っている人と接点ができたり、人によっては過去の投稿を遡ってくれる人がいたりもします。

そうすれば、自ずと「やらなきゃ!」「前に進まなきゃ!」と言う切迫感が生まれやすいです。できれば、TwitterやFacebookなどのコミュニティに飛び込んでしまうことをお勧めします。

まずはやらざるを得ないような環境を作れます。

まとめ

「人はそもそも、楽をしたい生き物」ということは大前提としてお話ししました。だからこそ、どうやって自分を動かしていくのか?ということに着目しました。

私は元々我欲だけで自己成長したい、一人勝ちしたくて自分1人で頑張ろうとしていた時期がありました。

コミュニティーなんか大嫌いでした。仲間内でわちゃわちゃして気持ち悪い印象があったからです。だけど実際にSNSやなどのコミュニティーをうまく活用すると、そう思う今までの自分が神経質だったことに気がつき反省しました。

実際は同じような目標を持つ、優しい人ばかりでした。そこで「やはり環境って大事だなぁ!同じようなことを考えてる人たちで集まって、チームで一緒に向上していくってのが手っ取り早いのかも!」と実感できました。

特に怠け者気質がある人、プライドが高い人にこそ、実はダラダラしたくなる人間としての特性を認めて、やるべき時はうまく切迫感を味方にして欲しいです。

もし、現状先延ばし癖があってうまくいってないよという方は、ストレスのたまらない程度に適度に取り入れていただければと思います。

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