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ニート脱出大作戦を、立てるタイミングはここだ!経験者の頭の中から学べること。

これはGさん(34歳/プログラマー)の体験談です。


私は、少し前までニートで、一生働かずに家に引きこもり、親のすねをかじって一生を過ごして行く気満々でした!開き直りで言わせてもらうと、引きこもりはじめたのはささやかな怠け心からです。

 

気がついたらネットの世界にもハマり、「3次元こえーよ!」ととある掲示板で作った仲間とスラングにハマりながら、ずるずると社会から離れて行きましたね。

 

本当は不安だった!

 

 

けれども年を重ねる毎に、段々と心配になってきました。
親孝行をしなければいけないし、したい。彼女も欲しいけどニートだと絶対出来ないし、結婚なんて尚更出来るわけがない!

 

周りからの目線も痛いし、老後はどうやって暮らしていけばいいのか? 一度きりの人生をこれで本当にいいのか?
考えれば考えるほど不安が高まり、「このままではまずい!!」と本気で思い始めました。
そして「でもどうやったらこのニート、負のスパイラルから逃れることが出来るのか?」を考えました。

 

 

少しして、

「逃れることを考えるより先に、仕事を探すことだなぁ」

 

と感じ始めました。

 

 

遅いけれど30歳を目前にしてやっとです。自分の中で描いている普通の30歳。それと今の自分とのギャップに危機感を感じました。

 

自分のどこを活かせるのか?

 

ここで私に何も無ければ途方に暮れるところですが、唯一、一つだけ自信があるものがありました。それは、プログラミングです。

 

プログラミングはニートの間もずっとやっていて、アプリケーションソフトを作っていました。何に活かせるかも分からず、黙々と趣味で続けていたのです。

そこで仕事を探すべく、人材募集サイトでIT業界を選択し、経験・スキル・プログラミング言語等の条件を絞り込み検索すると、何やら募集情報がたくさん出てくるではありませんか!!
こんなに自分に合いそうな仕事があるとは、まさか夢にも思っていませんでした。人材不足だったのかも知れないんですけど、タイミングが良かったのかも知れません!

 

 

なぜか仕事も選べるほどあり、結構見聞きしたことがある企業も、プログラマー兼エンジニアを募集していました。

 

 

就職活動開始

早速、就職活動を始めました。

 

候補の会社を絞り込み、書類選考に応募し、いざ面接試験を受けに出掛けました。けれども、コミュニケーション能力がなさ過ぎて、全然、面接官と会話もまともに出来ず、結果も当然の落選。

 

 

でもこれは当たり前の結果です。だってずっとニートだったのですから!やっぱりなと思いました。

「これはなんとかしなくては!なんとかできるのでは?」と考え、書店に行き面接対策の本やDVDを購入し勉強しました。でも自分には全く意味がありませんでした。

 

やはり、まずはコミュニケーション能力がなければ、たとえ書いてあることを人に話すことすら二の次三の次だったのです。
就職活動も上手くいかず、

 

 

「面接試験さえなんとか通過できればいいのに…」。

 

 

そんな考えが脳裏によぎりました。

 

 

自分なりの対策

 

 

そこで考えをさらに進ませ、自分なりの対策を見つけ出そうと色々と考えました。そして気付いたのです。人の顔を見ると、緊張し、途端に話せなくなることに…。

 

 

「それならば、相手の顔を見なければイイ」と結論を出しました!でも実際には見ないわけにはいかないので、「見えなくすればいいんだ!!」と、子供のようなアイデアが浮かびました。

 

実は、私はメガネを外すと、向かい相手の顔がぼやける程度の、ちょうど良い?視力だったのです。

 

 

「面接の時にメガネをしなければ、試験管の顔がぼやけてはっきり見えず、自分は緊張しないはず!」

 

 

と考え、作戦を実行に移しました。

 

 

就職への道

 

まず、履歴書の写真をメガネ無しに撮り直し、面接試験もメガネ無し、コンタクト無し、で挑みました。

 

 

するとどうでしょう?考えたとおり、ほとんど緊張しないのです。
「これはしめた!!!」と思いました。
ろくに見えてもいない面接試験管と対峙し、虎視眈々と内定を狙う自分がいました。思い返すと自分でも笑ってしまうのですが、この奇策のおかげで、今の会社に採用されたのです。
無事にニートから脱出することが出来て、今では、昔では考えられないような表舞台で活躍しています。

 


Gさんのように、ニートであることを開き直りながらも、

「このままではいけないなあ」

と、薄々感じる理由。

 

それは、

・両親の高齢化による経済面の不安

・結婚適齢期をのがしてしまうかもしれない懸念

 

つまり、このままだと「普通の幸せ」を取り逃がしてしまうのではないか?ということにじわじわと危機感を感じ始めていると言う事です。

 

さあ、どうするか?

と、なった時に背中を押してくれるのは、物理的に行動するだけです。しかし、動く本人は、相当な覚悟がいるのです。

 

ここで考えて見てほしいのは、人生の大一番。見せどころ的な時期って、今までありましたか?ということです。

 

受験の本番は、1番力を入れる!自分を全部だし切るぞ!

卒業式だから、シュッと気合を入れて出席しなきゃ!

成人式だから、このスタイルで行こう!

趣味に没頭している自分が大好きだ!

 

大半の方はいずれかの経験があるはずです。

 

大人になってから、見せどころを出す場面はなくなってしまいがちですが、ここらでいい加減、今までの生活をバネにやって行こうよということです。

 

具体的には、目の前に発生した問題をひとつひとつ乗り越えていくイメージで構いません。

 

今の世の中は、ひと昔前と違って、

 

面接対策や、履歴書のアドバイスをしてくれる機関

があったり、

ネットで面接への応募が同時にできる上に先方から面接日のアポが来る仕組み

があったり、

 

派遣会社のように登録をしておけば、希望や能力に応じた職種を紹介して貰えるサービスが目白押し

なのです。

 

特筆すべきコツは、最低限の良い会社会社の見極め方があります。

・感じの良い振る舞い方を身につける(謙虚な姿勢を見せる)

・感じの良い機関の方のアドバイスを受け、感じの良い面接官から採用された時だけ応じる。そうでなければ辞退しても良い。

 

これだけで選定の9割は間違いがないはず。

求職者に対するフォローが出来ているかどうかが、風通しの良さを見極めるには1番分かりやすいのです。

 

まずは

アルバイト求人サイトで、複数応募してみる。

アルバイト求人サイトの転職診断を受けてみる。

ジョブカフェにカウンセリングを予約してみる。

派遣会社に登録してみる。

ハローワークに行ってみる。

地域の職業訓練校に通う。

家族や友人などにアドバイスをもらう。

ネット上のニート脱出体験を読んで参考にする。

 

をしてみてはいかがでしょうか?情報さえ拾えば、道は網羅されているものなんです。

 

もし、うまくいかなかったら、

「何が良くなかったんだろう?」

「じゃあ、今度はこうやってみよう!」

 

と、まるで商品開発で試作品を何度も作り変えるようにトライアンドエラーで何度でもぶつかってみることです。

 

それと、考え方を変えてみてほしいのです。

今までニートになりたかったんじゃないですよね。

ニートに逃げていたのではないですか?

だとしたら今度は、ニートに危機感を持ったから

「社会人に逃げてみる」。

こういう発想でも動けるはずです。

 

ものは考えよう。思考をかえるだけで、

あなたのなかの1番の攻略方法を、うまく編み出せること、間違いなしですよ!

 

 

 

 

 

 

 

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